満たされた愛を求める男のどん欲さ。
「やましさ」ももちろんある。
今までの僕は、自分を愛しすぎる女性には息を詰まらせ、逃げてきた。
ただ、自己開示を全くしてくれない女性には歯がゆさを覚える。

彼女のどんな我がままでも許し、聞いてきた。
欲しい物は何でも買ってあげた。
可愛い彼女の為だから。
でも、男は自尊心を傷つけられることには耐えられない。
彼女には、愛されるだけじゃなくて、人を愛してほしかった。
彼女は自分が傷つかないように常に防御していた。

彼女が大好きな優しい言葉、甘いささやき、すべて与えた。
それなのに、彼女は物で、もっともっと優しさを欲しがる。
女は優しさにどんよくである。常にお姫様でなければならない。
それに見合う魅力があることを知っているからだ。
だって、この子を甘やかしてきたのは、過去の男なのだから。
彼女にとって、男とは自分にサービスを提供してくれる都合の良い道具。なのかな。
心の声を聞かせて欲しい。

でも、僕だって気持ちよくなりたい。
僕が君を愛しいと思うのと同じくらい、君も僕を愛しているという確信が欲しい。
もう少し頑張って欲しい。
でも人を愛するって頑張る事じゃないよね。

愛しい彼女と交際を断ち切るのは本当につらい。
愛とは相手を思いやる心。
愛を無理強いしているのなら、関係を終わりにさせよう。