今日はメッセージくれたね。
でも2週間ぶり。
仕事忙しいよね。
わかってる。
でも足りないよ。
あなたにとって、これは普通のペースなの?

ずっと連絡がないと心配になる。
あなたの周りにどんな人がいるのか。
今日も空白の夜。

「僕と付き合ってください」
この一言で突然友達から恋人になった。
一回りも年下の彼氏が出来た。

そして東京と関西の遠距離恋愛が始まった。

いつも会いに行くのは私だった。
関西は好きだし気にならなかったけど。
お金はちゃんと出してくれてたし。
京都お泊りも楽しかったよね。

いっぱいホテルにも泊まった。
私も浮かれていたのかもしれない。

でも結局彼が東京に来ることは1度もなかった。

付き合っているはずなのに、
いつも確認してる
「私達本当につきあってるの?」
「うん付き合ってるよ」
その言葉を信じていた。

コロナで自然と会えなくなった。
もともと連絡もぜんぜんくれない彼だったし。。
そして私たちは別れを選んだ。



3年後。
コロナが落ち着いた頃。
あなたとの思い出は不安でいっぱいだったけど、
思い出はすっかり美化されていた。

やっぱりあなたと一緒にいるのが居心地が良いと
気づいた。

久しぶりに電話してみる。
懐かしい声。
ぜんぜん変わっていなかった。

彼には新しい彼女が出来ていた。
そりゃそうだよね。
3年も過ぎた日々。

「東京へ出張が入ったから会おうよ」
彼からメッセージが届く。
「うん。じゃあいつものようにホテル予約しておくね」
私は少し浮足立っていた。
淡い期待。

「彼女と婚約しているんだけど、それでも良ければ」
彼からの返信。

すべては終わった。
良いわけないよね。
あなたは、これからもそうやって浮気を続けるんだね。

友達の関係の方がずっと一緒にいられたな。
もう彼と会うことはない。