私は、「わたしの男」に出会えるまで探し続ける。
私を手に入れる為に、男が費やす私への優しさを観察している。

同じくらい好きなら心に余裕がある男を選ぶ。
私をちゃんと見ている男性。
歳いって、ただ威張り散らすだけのガサツな男とはかかわりたくない。
大声を出すなど、もってのほかだ。みっともない。

あなたは彼女の美しい角度を知っていますか?
彼女が写真をどの角度から撮られたいか気づいていますか?
私の過去の男性は、言わなくても気づいて、いつもカメラを向けてくれた。

先日、2,3回デートをした男性に久しぶりにメッセージをしてみた。
成熟した大人の男性。
ふと懐かしくなっただけだ。
なんとなくフェードアウトしていた。
特に理由も不満もなかった。好きな理由も、嫌いな理由も。
お互い何回かメッセージを交わし、
「また暖かくなったら食事しましょう」とメッセージを終えた。
よくある光景。社交辞令的な。

1か月後。罵声を浴びせるメッセージが届いた。
「どうして食事に行きたいと誘っておきながら連絡をしてこないんだ」と。
びっくりした。誘った記憶はない。
冷静に「ごめんなさい。いつでも大丈夫なので、空いてる日があれば教えてください」
と私は返信した。
すぐに返信があった。
「君はいつも突然現れ、突然僕の前から消える。僕は君にセカンドチャンスを与えた。
なのに、また君は連絡をしてこなかった。もう僕の心の扉は閉ざされ、この思い扉を
開けるには君は相当な努力をしなければならない」と。

え?どうして私が努力をして、あなたの心の扉を開けないといけないの?
私達付き合ってないよね? 
私は消えた覚えもない。 気づいたら何カ月も連絡してない友達っているよね?

一気に心の情熱が冷めるのがわかった。
そういうところなのだよ。私が連絡をしないのは。
その男性が惨めに見えた。

男女の価値観は最低限一緒の方がよい。
一致していれば、その人への軽蔑も少なくてすむ。
男女の関係にどちらが悪いとかないのだから。
上手くいかないのには、それなりの理由がある。
お互いに。
僕は何も悪いことをしていないのに、君は。。。男の口ぐせ。
そういうところなのだよ。
ちゃんと私に興味を持って見て欲しい。
女性は必ずサインを出しているのだから。